こんにちは！大阪府羽曳野市に事務所を持つ、株式会社敏建設工業です。
関西一円で土木工事や基礎工事、解体工事などを総合建設業として取り組んでおります。
さて、現在は解体工事の仕事の需要が高まってきておりますが、解体工事の仕事とはどのようなものでしょうか？
今回は仕事をお探しの方への参考に「3分で理解できる！解体工事の基礎知識」のテーマで、解体工事の仕事に関してご紹介させて頂きます。
そもそも解体工事とは
解体工事とは一言でいえば、建造物を取り壊す工事です。
建て替えや新築工事をする場合に、既設の建物を撤去する工事になります。
とはいえ、ただむやみに壊す事はとても危険です。
建築物は本来多くの部材が組み合わさって、安定した構造体となっています。
よって、手順を間違ったり安全面の配慮を怠ったりすると隣接した建造物を傷つけ、けが人を出してしまうリスクがあります。
解体の工法：木造の場合
日本の戸建て住宅に多い木造住宅の2種類の解体工事について、ご紹介します。
手壊し工法
文字通り解体工が人力で建造物を解体する工法です。
騒音や振動はほとんど無く「建設リサイクル法」に定められた分別解体も、ほとんど完璧に実行できます。
しかしながら工期が長くなりがちで、その分コストも高くなりますので、現在は道路が狭く重機などが入れないというやむを得ない場合を除いて、ほとんど行われません。
重機併用工法
手壊し工法に重機を加えた工法です。
「建設リサイクル法」で定められた箇所までは人力で解体し、その後は重機を使用して解体します。
現在、最もポピュラーな解体工法といえるでしょう。
解体の工法：RC/SRC造の場合
RC（鉄筋コンクリート）造あるいはSRC（鉄骨鉄筋コンクリート）造などの、頑丈な建造物を取り壊す場合は、人力だけでは困難です。
このような構造の建造物を解体する工法で、現在主流のものは圧砕機工法です。
油圧クラッシャーやショベルなどを「ユンボ」の呼称で知られる稼動ベースマシンに取り付けます。
そして油圧を原動力にしてコンクリートを破砕し、鉄骨および鉄筋を切断するのです。
圧砕機が開発された1970年代から現在まで主流の解体工法です。
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